ピラティス
2025.10.01
マシンピラティスで鍛えられる筋肉とは?姿勢改善・体幹強化に不可欠な深層筋を徹底解説
マシンピラティスは、普段あまり意識しない深層筋(インナーマッスル)を効果的に使うことができるため、姿勢改善や腰痛・肩こりの予防、日常動作の安定化にもつながります。
このコラムでは、マシンピラティスで鍛えられる主要な筋肉とその役割、体に与える具体的な効果について詳しく解説します。
マシンピラティスで使う主な筋肉と役割
マシンピラティスでは、表面的な筋肉だけでなく、深層のインナーマッスルも同時に鍛えることができます。主に以下の筋肉が強化されます。
腹横筋(ふくおうきん)
体幹のコルセットとも呼ばれ、腹部を引き締める役割があります。姿勢を安定させるだけでなく、腰への負担を軽減し、腰痛予防にも効果的です。
多裂筋(たれつきん)
背骨の周囲にある深層筋で、脊柱の安定性を高めます。正しい姿勢を維持するために重要で、腰痛や背中の疲れを防ぐ働きがあります。
骨盤底筋群
下腹部に位置する筋肉群で、内臓の位置を支え、骨盤を安定させる役割があります。特に産後の骨盤ケアや女性特有の体調管理にも重要です。
大殿筋・中殿筋
お尻の筋肉で、ヒップラインを整えつつ骨盤の安定にも寄与します。歩行や立ち上がりなど日常動作の動作効率を高めることも可能です。
広背筋・僧帽筋
肩甲骨の動きや肩の位置を安定させる背中の筋肉です。巻き肩や猫背の改善にも効果があり、肩こり予防につながります。
マシンの特徴と筋肉へのアプローチ
マシンピラティスでは、スプリングの抵抗を使うことで、普段使われにくい深層筋を自然に刺激することができます。
負荷を細かく調整できるため、初心者でも無理なく筋肉を動かせる一方、上級者は負荷を高めてより強化することも可能です。また、呼吸と動作を連動させることで、筋肉の働きと体の安定性を最大化できます。
さらに、マシンピラティスでは動作が補助されるため、正しい筋肉の使い方を覚えるトレーニングとしても最適です。これにより、日常生活での姿勢や動作が自然と改善され、腰痛・肩こりの予防やボディラインの引き締めにもつながります。
まとめ:姿勢改善とボディメイクに直結する深層筋トレーニング
マシンピラティスで鍛えられる筋肉は、姿勢や体幹の安定に不可欠な深層筋です。腹横筋や多裂筋、骨盤底筋群などを効率的に使うことで、肩こりや腰痛の予防、姿勢改善、そして引き締まったボディラインの形成が可能になります。
さらにマシンの補助により、初心者でも正しいフォームで安全にトレーニングでき、深層筋の働きを最大限に引き出せるのが大きな魅力です。姿勢改善や体幹強化、ボディメイクを目指す方は、まず体験レッスンで身体の変化を実感しながら始めることをおすすめします。